新型アルファード/ヴェルファイアの乗り心地が激変! 個性を引き立てるHKSの最新サスペンション「HIPERMAX S」が登場 | Push on! Mycar-life

新型アルファード/ヴェルファイアの乗り心地が激変! 個性を引き立てるHKSの最新サスペンション「HIPERMAX S」が登場

日本のトップを走り続ける総合チューニングパーツメーカーといえば、静岡県富士宮市に本拠地を構える「HKS」に違いないだろう。マフラーやターボなどのパワー系パーツから、コンピュータ、そしてサスペンションまで幅広く開発製造している。

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新型アルファード ヴェルファイア用 車高調整式サスペンション「HKS HIPERMAX S」
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日本のトップを走り続ける総合チューニングパーツメーカーといえば、静岡県富士宮市に本拠地を構える「HKS」に違いないだろう。マフラーやターボなどのパワー系パーツから、コンピュータ、そしてサスペンションまで幅広く開発製造している。

そんなHKSが注力して開発したパーツが、新型トヨタアルファード』『ヴェルファイア』(40系) 向けのサスペンションだ。

幅広い車種対応の“HIPERMAXシリーズ” 40アルヴェルでは専用設計で登場!

HKSのストリートユース車高調整式サスペンションキットである「HIPERMAX(ハイパーマックス)」シリーズは、スポーツ系からミニバンまで幅広い車種をカバーしている。現在ストリート向けのハイパーマックス“S”と、スポーツ走行向けのハイパーマックス“R”の2種類をラインナップ。歴代のアルファード/ヴェルファイア(アルヴェル)向けにはもちろんハイパーマックス Sをリリースしてきたが、40系向けの大きな違いはアルヴェルそれぞれに専用サスペンションで開発したことにある。

今回のアルヴェルはご存知のように、車種ごとに搭載されるパワーユニットが異なる。その違いもさることながら、ボディ補強の違いなどでそもそもクルマとしての味付けがかなり変えられている(アルファードでは補強材がないところにヴェルファイアでは補強がされていたりする)。これまでは同じクルマのフェイスチェンジ的な位置付けで走りは大差なかった両車だが、40系では大きく異なる味付けがなされているのだ

具体的にはコンフォート高級ミニバン的な味付けのアルファード/ややスポーティさがあり走りのキレを楽しむタイプのヴェルファイアと言った具合。そのキャラクターに合わせてHIPERMAX Sも味付けられたというのだ。そのためアルファード用サスのバネレートはフロント:6kg/mm、リア:9.0kg/mm、対するヴェルファイアのバネレートはフロント:7.0kg/mm リア:10.0kg/mmの設定。

バネレートが異なるだけでなく、減衰力ももちろん専用設計。HKSでは社内にてテストを行いながら製造することができるので、細かい仕様の違いも臨機応変に作ることができる。

専用設計だからこそのこだわりが随所に光る!車種に合わせたセッティングがより良い乗り心地を実現

世の中にはただ車高が下がってそこそこ乗れればOKという車高調もあるが、HKSでは細部にまでとことんこだわり抜く。フロントサスペンションのスプリングは、専用のバレル形状(樽型)を採用。いわゆるまっすぐの直巻きスプリングではなく、樽型にすることでしなやかな特性と、大きく沈み込んだときにスプリング同士が重なりにくいので線間密着しにくい特性を持たせている。線間密着するとある1点からバネが沈み込まなくなり、サスペンションの底づき状態になって乗り心地が悪化する。それを防ぐためにバネから作りこむこだわりようだ

リアサスはアッパー側の取り付け位置が40系から特殊な形状に変わったため、そこに強度を確保するためにかなり手が掛かっているという。こうした細かい部分にこだわるのも、40系は先代に比べて車重が150kg近く重くなっていることも関係する。大きく重くなったボディを受け止めるには、剛性のあるマウントが必要になる。すなわちスプリングも大きく縮みやすくなるので、ストローク量が確保できる独自形状で仕上げられた。

その他に搭載される技術は、ハイパーマックスシリーズで使われている“ワイドレンジニードル”。減衰力調整の幅を広くし、様々なサイズや銘柄のタイヤや走るステージに合わせ込むことができる。さらに“デュアルPVS”を採用し、素早く減衰力を立ち上げることでしっとりとした乗り心地を実現した。さらに3年60,000kmという長期保証もついてくるということで、HKS開発陣の自信も伺える。

減衰力の調整は、フロントが下側にダイヤルを設置。こちらもHKSがこだわり、剛性に優れる倒立式構造を採用したがゆえに調整つまみがサスの下側になる。サーキット向け車高調と変わらない構造で、リアも下側で調整が可能だ。減衰力調整は30段で、標準は15段目に設定。減衰力を強める側にも弱める側にも15段ずつ余裕を持たせている。

車種ごとの特徴を捉えたセッティング、走りと見た目を両立するサスペンションはお見事!

今回はデモカーのアルファードとヴェルファイアの2台で試乗を行った。どちらもタイヤは245/40R20サイズの「ADVAN dB V553」だ。まずアルファードから試してみる。

車高はほどよく下げられていてスタイリング的に締まっているが、乗り心地はノーマルと同等かそれ以上とも思えるしなやかさ。目をつぶって乗せられたら、ノーマルサスと疑うことのない上質さにあふれている。いわゆる「車高調で車高を下げたんだから、乗り心地は多少犠牲になるよね」といった感じは皆無。ワインディングでペースアップすると、ロール量がノーマルに比べて抑えられていることがわかり、さらに好印象。それでいてしなやかさも質感も抜群である。

対するヴェルファイアは、走り出しから若干のスポーティさが伝わる。アルファードが雲の上的な乗り心地だとすると、ヴェルファイアはアスリートの筋肉の上に乗っている感じである。乗り心地が悪いかというと、そんなことは全くない。引き締まった筋肉がボディを支え、キレ味のあるハンドリングをもたらしている。この感じはいわゆる欧州車的な味付けと思ってもらうとイメージしやすいかもしれない。

アルファードがコンフォートさを持つとすれば、ヴェルファイア用のハイパーマックス Sは欧州車的なスポーティさを持っているのだ。これはアルファード&ヴェルファイアの味付けの延長線上にあるもので、HKS開発陣がアルファード&ヴェルファイア用としてひとつの車高調をラインアップしなかったのも頷ける。

どちらかにキャラクターを寄せてしまうのではなく、それぞれの味付けを伸ばしている。そのためにあえて2モデルをそれぞれ車種別の専用設計ラインアップしてしまうあたりが、今のHKSらしいところだ。

ちなみにアルファード/ヴェルファイアともに2WDモデルの各グレードに対応、2024年の5月より発売中。4WDモデル用は現在開発が進められている。さらにパワー系のチューニングパーツとして、ヴェルファイアの2.4Lターボ車用にカプラーオンで簡単にブーストアップができる「パワーエディター」も開発中。HKSのアルヴェルチューニングから目が離せない!

走り心地が抜群!新型アルヴェル専用設計
HKS『HIPERMAX S』の詳細はこちら

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《加茂新》

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