アウディは10月23日、ミドルクラスセダン『A5』新型の写真を公開した。南フランスのコートダジュールで撮影されたという新写真とともに、あらゆるカーブが存在するクルマにとって厳しいコースだが、プレミアムプラットフォームの実力を試すには最適の場所だとアウディはアピールする。
アウディは2024年から車両の命名規則を変更し、電動モデルには偶数、内燃エンジン車には奇数を使用することを決定した。これに伴い、A4はモデルチェンジを機にA5と改名され、ドイツ・ネッカーズルムで生産される。
最新世代のA5はプレミアムなプロポーションを纏う。そのボディスタイルは、アウディのデザイン哲学を体現しているという。新型A5は全長と全幅が拡大され、標準装備も充実。
外観デザインはダイナミックで力強く、長いホイールベース、大径ホイール、低くスポーティなボディが特徴。スポーティなキャビンが後部に向かって伸び、クーペのような浅いリアウィンドウにシームレスに流れ込む。新型A5は、デジタルデイタイムランニングと第2世代のデジタルOLEDテールライトを用意しており、車両間通信や安全性を向上させている。
新しいインテリアデザインは広々とした空間を生み出し、ディスプレイをデジタルステージに配置することで、車両とのインタラクションを向上させている。人間中心の設計、デジタルステージ、素材主導のデザイン、視覚的明瞭性の4つの特徴を持ち、新しい操作コンセプトにより、車両とのインタラクションが向上し、パノラマディスプレイやヘッドアップディスプレイが装備されている。
アウディの新型A5は、デジタル化とスポーティさを融合させた次世代プレミアムセダンとして、ミドルクラス市場に新たな風を吹き込むことを目指す。
