ポルシェジャパンは1月9日、改良新型『911カレラS』と『911カレラSカブリオレ』の予約受注を全国のポルシェ正規販売店で開始した。
改良新型911カレラSは、353kW(480ps)の3.0リットル水平対向ターボエンジンを搭載し、『911カレラ』と『911カレラGTS』の間を埋める高性能モデルとして位置づけられている。パワートレインは大幅に改良され、先代の911カレラGTSに匹敵するパフォーマンスを発揮する。
エンジンは先代モデルから22kW(30ps)アップの353kW(480ps)、最大トルクは530Nmを発生。新しいターボチャージャーの装備や、チャージエア冷却の最適化により、性能と効率が向上している。0-100km/h加速は3.3秒、最高速度は308km/hに達する。
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標準装備も大幅にアップグレードされ、20/21インチカレラSホイール、スポーツエグゾーストシステム、ポルシェトルクベクトリングプラス(PTV+)などが含まれる。ブレーキシステムも強化され、フロント408mm、リア380mmのディスクが装備される。
インテリアではブラックのレザーパッケージが標準装備され、高級感が向上。オプションでさらに広範囲にレザーを使用することも可能だ。
価格は、911カレラSが2203万円、911カレラSカブリオレが2457万円。
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