過去最高の50脚展示!競技用からストリートまで、現在と未来のシートを提案するBRIDE…東京オートサロン2025 | Push on! Mycar-life

過去最高の50脚展示!競技用からストリートまで、現在と未来のシートを提案するBRIDE…東京オートサロン2025

今回ブリッドが東京オートサロンで展示したシートの数は圧巻の50脚、見渡す限りに置かれている最新シートが驚きと共にユーザーの視線を集めている。そしてそのシートは実際に座ることが可能なので自分に合うシートが必ず見つかるはずだ。

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BRIDE…東京オートサロン2025
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今回BRIDE(ブリッド)が、東京オートサロン2025で展示したシートの数は圧巻の50脚。見渡す限りに置かれている最新シートが、驚きと共にユーザーの視線を集めている。そしてそのシートは実際に座ることが可能なので、自分に合うシートが必ず見つかるはずだ。

佐々木雅弘選手がこだわりにこだわりぬいた、GRガレージ専用モデル「AERO STABILIZING SPORT SEAT」

こちらはGRガレージ専売の佐々木雅弘選手プロデュースモデル。ベースは「edirb172」だが、そこにこだわりが詰まっている。まず、サイドサポート部のクッションを増量。より肋骨部分でカラダを支えやすくしている。対する座面のサイドサポートはベースモデルのそのまま。座面の生地はアキレスが開発した除電できる素材となっている。

走行中カラダには静電気が溜まってくるのだが、これが疲労につながったり、クルマのドライブフィールの悪化になる。そこで除電素材がカラダの中から静電気を吸収して希釈、空気中に発散することで静電気による悪影響を防ぐ機能が標準で搭載されている。

シートレールもこだわりでGRヤリスやGR86などそれぞれで専用シートレールが存在し、いずれも純正比で-20mmになるように設計。また、シートベルトが首にかかりにくくするためのシートベルトホルダー付き。これはドア側のみにつくので、シート購入時は左右シートを間違えずにオーダーしてもらいたい。

BRIDE最強スペックのフルカーボンシートが登場「HYPERll」

FIA2021対応のフルカーボンシート。GT4規格のマシンや、ラリー2で使われているものと同じ規格で製作。その背景としては昨今、自動車メーカー製レーシングカーとしてGT4規格の車両が走れるレースが増えている。そこでは標準装備で海外製のフルバケットシートが付けられているのだが、日本人のカラダに合う形状のシートがなかなか無いという。

BRIDEではその要望に応えるべくシートを作成。究極のコンペティションな環境に対応するべく、BRIDEは初となるドライカーボンによるシートを製作。これまでのフルバケットシートの最高峰モデルと比べても剛性も強度も明らかに上で圧倒的な性能を持つという。これだけヘッドサポートなどがついた堅牢な形状ながら重量は10kgと軽量に仕上げられている。気になる価格はまだ未定だが、50万円超級の金額を目論んでいるという。

とにかく大きく・ガッチリとサポートする「GRAMAX」で競技も安心

とにかくカラダの大きな人向けのフルサイズフルバケットシート。国産車ではほぼ装着できず、海外のクルマ向け。シートレールも専用品が必要になるほど幅が広い。だが、カラダの大きな人には極めて好評。競技向けで日本国内での公道仕様は不可となる。

エヴァレーシングコラボが襲来!「ZETAⅣ REIMS EVAR」

ZETAⅣをベースに、エヴァンゲリオンの世界観を再現したカラーで製作。いずれも原作に限りなく近い発色にするために、生地へフルプリントを施したものを採用する。初号機、2号機、0号機カラーの3色をラインアップ。こちらは限定数やオーダー限定期間などもなく、まもなくレギュラーモデルとして加わった。

BRIDE初のホワイトシートに注目「GIASlll ホワイトレザー」

株式会社東名のTMシリコーンを採用した、GIASlllの新色&新表皮モデル。シリコーンレザーにシリコーン樹脂をコーティングしたもので、汚れにくく、汚れがついても落としやすい。

それならば敬遠されがちな真っ白をあえて作ろうではないかという、BRIDEの職人魂から生まれたモデル。参考出品ではあるが市販は確実とのこと。BRIDEのリクライニングバケットとしては最高峰に位置するモデルだ。

生地の触感にこだわりにこだわりぬいた「エルゴスター」

こちらはエルゴスターをベースに表皮に高触感表皮材のヌグレを採用。さらっとしているが、手をすべらせるとヌルっという独特な感触がある。プロテインレザーなどに比べて表皮が柔らかくカラダを座った瞬間から包みこんでくれる。

生地が強さと柔らかさを合わせ持ち、その鈍い光はバックスキンのような輝きを持つが起毛ではないので、ゴミが入ったり毛流れが見えることもない。また防汗加工で汚れにくい。今回の展示はプロトモデルのため若干の仕様変更は予定されているが、BRIDEハイエンドモデルとして市販化の予定だ。

旧車にハマるデザインかつ車検取得にも対応「HISTRIXll」

旧車向けのHISTRIXだったが、ヘッドレストが無いことから競技専用で公道仕様は不可だった。そこでHISTRIXにヘッドレストを追加。

脱着式とすることで不要なときに外したり、ドライバーに合わせて高さを変えることも可能。シェル自体は人気のHISTRIXから変更はない。これから車検対応にするための試験を経て、販売となる予定。

既存のBRIDEユーザーも簡単装着で激変「シートレールアップデートキット」

シートレールの咥えているアウター同士をつなぐことで左右のシートレールが歪んで角度が変わることを防ぐ。これによってシートが左右にグラグラしたりすることを抑制できる。後付けで取り付けることができるので、すでにBRIDEのシートレールを使っていれば、アップデートキットの購入でワンランク上の剛性感を手に入れることができる。

安心・安全のチャイルドシート「KONFORTE RACING」

BRIDEにはこれまでもチャイルドシートがラインアップされていたが、KONFORTE RACINGでは対象年齢が15ヶ月から12歳頃までと大幅に広がった。その理由は背もたれが伸びるから。カラダが大きくなってきたら、4点式ベルトを外し、背もたれを上方に伸ばして座り、純正の3点式ベルトをすればOK。また、ショルダーパッドは標準で赤と黒が1セットずつ付属。1セットを汚してしまっても洗濯でき、その間にもうひとつのショルダーパッドでこのシートを使うことができるのだ。

ブリッドは今回、自社史上で過去最多数の50脚を東京オートサロン会場へと展示。これはブリッドの得意とするモータースポーツでの利用を想定したフルバケットシート、そしてロングドライブでの快適性も追求されたリクライニングシートなど、あらゆる需要に応えるシートが揃っているからだろう。

そしてそれらの需要に完璧に対応すべく、ジャパンメイド・職人たちによる手作りによって圧倒的なクオリティとそれに見合わない手の届く価格が長年支持されている理由。プロトタイプモデルも市販化にむけて鋭意開発が進められているものも多く、これらのシートが発売されるのを楽しみに待ちたいと思う。

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《加茂新》

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