シボレーは、デトロイトモーターショー2025において、同社史上最速・最強の『コルベット』となる新型『コルベットZR1』の価格を発表した。クーペモデルの1LZグレードが17万4995ドル(約2722万円)から、ハードトップコンバーチブルの1LZグレードが18万4995ドル(約2878万円)からとなっている。
この新型ZR1は、最高出力1064hp、0-60mph(約96km/h)加速2.3秒、最高速度233mph(約375km/h)という驚異的な性能を誇る。シボレーによれば、これらの数値は100万ドル以下の現行生産車の中で他の追随を許さないという。
全てのZR1モデルには、手作業で組み立てられた1064hpのツインターボV8エンジンを搭載する。カーボンファイバー製ルーフ、カーボンセラミックブレーキ、パフォーマンスデータレコーダー、カーボンファイバー製グラウンドエフェクトとサイドインテークも装備される。
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シボレーのグローバル担当副社長、スコット・ベル氏は、「ZR1はデザインとエンジニアリングの卓越性を示す例。性能の面で可能性の限界を押し広げた」とコメントしている。
さらに、8495ドルのオプションとして「ZR1カーボンファイバーエアロパッケージ」も用意されている。これには、高いダウンフォースのリアウイング、フロントダイブプレーン、トールフードスポイラーなどが含まれ、標準のエアロパッケージを置き換える。
2025年モデルとなるコルベットZR1の受注は2月中旬から開始される。