トヨタGAZOOレーシング(TGR)は2月4日、改良型『GRカローラ』の注文受付を開始した。2024年8月に米国で発表した「GRカローラ」の日本仕様車となる。SNS上では「最高のアップグレード」などのコメントが飛び交っている。
新しくなった「進化型GRカローラ」は、スーパー耐久シリーズなどモータースポーツの経験から、高速コーナーでの旋回性能、加速性能や冷却性能などを改良した。加速性能の進化では、スポーツ走行でのエンジン使用領域を分析し、中速域でのエンジントルクを現行型に対して30Nm増加させ、最大トルクを400Nmまで高めている。
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トランスミッションは6速MTに加え、『GRヤリス』改良新型にも採用した新開発の8速AT「GAZOO Racing Direct Automatic Transmission」(GR-DAT)を追加設定。
また、インテリアに関しては、日本仕様車のみの進化として、メーカーパッケージオプション「SPORT Package」を設定。専用セミバケットシートやウルトラスエード巻き3本スポークステアリングホイール、ウルトラスエード巻きシフトノブ、手動パーキングブレーキ+パーキングブレーキブーツ、ELR付3点式レッドシートベルトなどパッケージで、価格は25万3000円となっている。
進化型GRカローラの登場にX(旧Twitter)では、「最高のアップグレード」「(モリゾウエディションのように抽選じゃなく)買えるなら…」「問い合わせしてみようかな」など期待が寄せられている。
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新採用となったGR-DATについても「MTがいいけどATも気になる…」「(ATの)マニュアルモードは+が手前(引く)に、ーが奥(押す)っていうのも素晴らしい」など操作面への関心が高いようだ。
インテリアのパッケージオプションについては「3点式レッドシートベルト、普通に他の車種にも売って欲しい」「新しいオプションのセミバケ、気になる」などの声が上がっていたほか、従来モデルを対象としたアップグレード用の部品セットの発売も今夏予定しており、これには「前期GRカローラ乗りもニッコリの内容」と高評価だ。
8AT(GR-DAT)モデルが598万円、6MTモデルで568万円という価格については「598万円かぁ」「カローラという概念はもうないのでは」といったコメントがある一方、アップグレードの内容を踏まえると「十分見合った価格」とするユーザーも少なくない。
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