今週もイキのいいカスタム・オーディオマシンをご紹介しよう!
先週から引き続き、岡山の名店、サウンドマリーナ製作のライフをクローズアップする。今回は、フロントの作り込みとサウンドコンセプトを詳しく解説。見どころ満載でお届け♪
狙った方向性は「ピュアでパワフル!」『全部載せ』スタイルのサウンドを実現!
例によって、カスタムの詳細は写真とともにご紹介し、本文ではサウンドコンセプトに迫っていく。
ところで前回の記事の中で、このクルマのカスタムコンセプトを「聴けて、魅せて、積める、全部載せ仕様」と紹介した。実はフロントのサウンドコンセプトも、それに似た『欲張り仕様』になっている。
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白いダブルステッチでダイヤキルトが描かれたブラックレザーを、天井、サンバイザー、ドア、そしてシートに張り巡らせ、室内をエレガントに仕上げた♪ 白いステアリングカバーの太さにも注目! ガツっとした握り心地を実現。
まずはシステムレイアウトからご紹介していこう。ヘッドユニットはカロッツェリアのサイバーナビ。それに2台のパワーアンプを組み合わせ、フロント2ウェイ+サブウーファーをドライブするという基本的なレイアウト。使っているパワーアンプはPHDの上級4chモデル、ART4085が2台。フロント2ウェイを1台で、サブウーファーをもう1台で鳴らしている。4chアンプが2台なので、現状chは余っている。これは近い将来、外向きスピーカーの導入プランがあるからだ。ステップアップを見越してユニットがチョイスされているわけだ。
フロントスピーカーはポークオーディオのMM6501、サブウーファーも同・MM1240。スピーカー群はミドルグレードを選択。
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フロントスピーカーはポークオーディオのミドルグレードモデル、MMシリーズを採用。ツイーターは三角窓の奥側ではなく手前側に設置。これはドアのミッドベースと軸を垂直に合わせるための工夫。高音質化に向けた1つのセオリーなのだ。細部にこだわりぬき、普段聴きでのいい音を追求!
さて、そのサウンドコンセプトとは…。「普段はいい音を、イベントでは聴かせられる音を!」。そしてここでいういい音とは「ピュアでパワフル!」。なんと、またまたここでも、お得意の『全部載せ』スタイルを標榜! 外向きスピーカーはこれから設置していくので、現状のフロントのシステムは、普段いい音で聴くための仕様。ピュアさとパワフルさを両得したサウンドを実現させながら、そして、イベントで魅せるためのカッコ良さにも抜かりなくインストールされている。
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ヘッドユニットとして、カロッツェリア・サイバーナビの今年モデルを搭載。ダイヤキルトのレザーは天井 & サンバイザーにも採用。そして、リアドア、リアシートにも同レザーをふんだんに使用している。さてこのライフ。これからもさらなる進化を遂げそうだ。イベント会場で見かけたら、その都度、進化度合いにも注目♪
それをミドルグレードのモデルで実現しようとしているところもポイントだ。アンプに上級モデルを採用して土台をしっかりとさせつつ、あとはリーズナブルに現実的にシステム構成。しかし取り付けを追い込んで良音を獲得。このあたりには製作ショップ・サウンドマリーナの手腕が大いに発揮されているわけだ。
カーオーディオは楽しんだもの勝ちだ。自分が求めるスタイルを、自分なりに、そして自信を持って表現していく。そんな清々しさが、このライフの持ち味。このマインド、大いに参考にすべき!