音にもルックスにもコダワリ満載の、カスタム・オーディオマシンをがっつりとご紹介している当コーナー。
先週と今週の2回にわたり、岡山の人気ショップ、エスイズが製作したオデッセイを取り上げている。今回は、インテリアカスタムとオーディオシステムをクローズアップ! ご堪能あれ♪
インテリアは、聴く & 楽しむの2ウェイスタイル!フロントはいい音優先、リムジン空間はエンタメ優先♪
前回は、ど派手なカスタムを展開するラゲッジスペースをご紹介しながら、全体のコンセプトを解説した。今週はリムジン &フロントスペースについて詳細にリポートしていきたい。
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ブラックとホワイトのツートンでキメた、リムジンスペースのオーディオラック。天板部分には広大なアクリル板をセット。ショップロゴをエッチングで入れ、周囲に仕込んだLEDの光をロゴが受けて光る、という仕様。サブウーファーのコーンもホワイトで、全体のカラーバランスが絶妙。
さて、ラゲッジスペースは“ギャラリーアピール”を大いに意識してカスタムされていたのだが、室内はとことん“快適性”が追求されている。人に魅せることよりも、オーナーや同乗者がいかにくつろげるか、そこを重視しているところがポイントだ。
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中央のサブウーファーはツライチでセットしてあるが、左右のパワーアンプとモニター & DVDプレーヤーは奥まらせて取り付けている。上部にLEDを配して間接照明的にユニットを照らし、ゴージャスなムードを演出。
オーディオシステムをご紹介していこう。メインのヘッドユニットは、アルパインのナビヘッド、VIE-X08S。そしてリムジンスペースには、サブ機的にDVDプレーヤーを搭載。さらには、ナビヘッドの下にMDプレーヤーもセットしてある。トリプルヘッド体制だ。
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フロントステージは、音優先でオーディオインストール。ドアの内張りパネルはほぼ無加工でストックスタイルをキープ。しかし内部のデッドニングには抜かりがなく、名機の性能を十二分に引き出す。
フロントスピーカーは、アルパインのフラッグシップスピーカー、DLX-Z17PRO。パワーアンプもアルパインのデジタルパワーアンプを1台採用。サブウーファーもアルパイン。ZRシリーズの10インチモデルを1発搭載している。
フロントスピーカーは音質優先でインストールされている。名機を確実にドライブさせるべく、ドア内部のデッドニングは相当に煮詰められている。ツイーターは左右とも、オーソドックスに左右のシートの中心を狙って角度付け。素直に性能を引き出そうとするセッティングだ。
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センタークラスターの純正マルチモニターは、センターコンソールに移設してある。そのスペースに2DINのナビと1DINのヘッドユニットをセット。ツイーターはAピラーにin。グレーのレザーでナチュラルにフィニッシュした。ヘッドレストのモニターは、しっかり感のある9インチタイプだ。
対してリムジンスペースはエンターテインメント優先。オーディオラックのモニター、もしくはヘッドレストモニター(9インチモデル)どちらでも映像を楽しめる。サウンドはラゲッジに搭載したロックフォード・フォズゲートのP152で聴く仕様だ。2セットのP152を同じくロックフォードのパワーアンプ、P400X2で元気に鳴らす。何より、カスタムメイクされたオーディオラックが、エンタメ気分をブーストアップ♪
フロントで良い音を、リムジンスペースではとにかく楽しく、そしてラゲッジ・カスタムでギャラリーアピールと、3ウェイで楽しめるこのオデッセイ。カスタム・オーディオマシンの可能性は無限大、そんなことを気づかせてくれる秀作マシンなのである♪