アウディのミッドサイズ・ワゴン『A6アバント』の高性能モデルとなる『S6アバント』次期型プロトタイプを初めてカメラが捉えた。開発車両からは、先日キャッチしたベースモデルよりもアグレッシブな外観が見て取れる。
フロントビューでは、A6アバント同様のティアドロップ型ヘッドライト、ワイドキドニー・グリルを装備しているが、サイドのエアインテークは大型化されている。また、大径アロイホイール、高性能ブレーキキャリパーが確認出来る。ベースモデルが六角形のワイドツインエキゾーストパイプなのに対し、S6アバントは円形クワッドエキゾーストパイプが装備されているのも「S」らしい特徴だ。
室内には「バーチャルコックピット・デジタルインストゥルメンタル」を持ち、最先端のドライバーアシスタンス機能や、レベル3の自動運転技術も搭載されるだろう。
最大の注目は、そのパワートレインだ。アップデートされる4リットルV型8気筒ターボエンジンの搭載が予想されている一方で、ダウンサイジングされる2.9リットルV型6気筒ツインターボエンジン搭載の可能性も有力とされている。いずれにしても最高出力は、470ps程度を発揮すると見られる。
ワールドプレミアは、2019年3月のジュネーブモーターショーか。