BMWのコンパクト・クロスオーバーSUV『X3』に初めて設定されるハイパフォーマンスモデル『X3M』をキャッチ。またその室内を、レスポンスの兄弟サイトSpyder7のカメラが初めて撮影することに成功した。
既に発売されている高性能モデル、『X3 M40i』との違いは、レッドラインをあしらった『M5』ばりのL字型シフターだ。またスタートボタンにもレッドがあしらわれると予想される。
エクステリアは、専用の大型エアダクトを持つ新フロントバンパー、サイドスカートなどのMボディ・キットを始め、クワッドエキゾーストパイプ、21インチ大径ホイール、ブルーのMブレーキキャリパー、ダブルキドニーグリルが装備される。またサスペンションは、フロントにはアップデートされたダブルウィッシュボーン、リアにはマルチリンクがセットアップされる。
最大の注目はパワートレインだろう。『M3』に搭載されている3リットル直列6気筒ターボエンジンをスープアップ。ZF製8速ATと組み合わされ、最高出力は460psを発揮すると最新レポートに書かれている。これはライバルに想定されるポルシェ『マカンターボ』の400psを凌駕する数値だ。
スペシャルチューニングが施されるxDrive全輪駆動システムや軽量「CLAR」プラットフォームにより、0-100km/h加速は4秒、最高速度は275km/hのパフォーマンスを得ると言う。
ワールドプレミアは、早ければ2018年秋だが、2019年3月のジュネーブモーターショーが本命だ。