マツダのミドルクラス・クロスオーバーSUV『CX-5』に、ターボエンジンを搭載するという内容の申請書が米国で提出され、その内容が外部に流出している。すでに開発車両がテストを行っているとされている。
搭載されるエンジンは、フラッグシップSUV「CX-9」から流用される2.5リットル直列4気筒ガソリンターボだ。これは最高出力250psを発揮、現行の「PY-VPS」2.5リットルガソリンエンジンの184psよりはるかに高性能となっている。
マツダは2017年に、ツイン・ターボ+電子制御スーパーチャージャーの「トリプルチャージャー」技術を、米「USPTO」(特許商標庁)に申請している。こちらも、小排気量で高パワーを生む優れたエンジンで、これを含めマツダのラインアップが一挙にターボ化される可能性もある。
このエンジンオプションは、2019年初頭にも登場が予想されており、テコ入れとしては、良いタイミングと言えるだろう。マツダは11月のロサンゼルスモーターショーに、『アクセラ』新型の公開が噂されており、この年末年始もマツダから目が離せない。