カップルでカスタムオーディオを楽しんでいる福本さんと山元さん。後編は彼女の山元さんのオーディオについて紹介していくこととしよう。インストールを手がけたのは広島県のWarps。彼女の好きなデザイン、サウンドを取り入れた仕上がりとなった。
彼のクルマを見て影響を受け
音が良くカッコいいオーディを目指す
彼と二人で内外装のカスタムからオーディオカスタムまでを一緒になって楽しんでいる山元さん。愛車のCX-5はすべてがお気に入り。
彼と二人で内外装のカスタムからオーディオカスタムまでを一緒になって楽しんでいる山元さん。愛車のCX-5はすべてがお気に入り。
特にそのフォルムが好きだというCX-5。マツダ車つながりで彼とも知り合った。外装カスタムもこだわり満載。
特にそのフォルムが好きだというCX-5。マツダ車つながりで彼とも知り合った。外装カスタムもこだわり満載。
お互いがマツダ車に乗るカスタムカー好きのカップルを前後編の2回に渡って紹介しているこのコーナー。前編ではRX-8に乗る福本裕樹さんを紹介したが、後編の今回はCX-5に乗る山元菜摘を紹介していこう。
CX-5のフォルムが大好きだという山元さん。しかしクルマを買った時点ではまったくオーディオに興味が無かった。メーカーオプションのオーディオシステムにもまったく手を出すことなく、純正のままの状態で乗っていた。そんな時にイベントで出会った福本さんと意気投合して付き合い始める。すると「彼のRX-8に乗っていると良い音がする」ことにある気づいた。
愛車にもオーディオを組んで、カッコ良く良い音させることを目指して二人で計画を練りはじめた。早速Warpsに行ってインストールの相談を開始。「どんな色が好き?」→「白と黒かな」、「どんなシステムを考えてる?」→「まずはフロントだけで音を良くしたい」など、ごく基本的なことを決めたら即インストール開始となった。そしてでき上がったのがこのオーディオカスタムだ。
フロントスピーカーをグレードアップし
サウンド&デザインを大幅に進化させる
白と黒のコントラストが好きだというオーナー。アウターバッフルには白黒を用いた立体的なカスタム処理が施された。
白と黒のコントラストが好きだというオーナー。アウターバッフルには白黒を用いた立体的なカスタム処理が施された。
フロントスピーカーにはロックフォードのT2652-S.JPをチョイス。ミッドバスはアウターバッフルとして高音質を引き出す。
フロントスピーカーにはロックフォードのT2652-S.JPをチョイス。ミッドバスはアウターバッフルとして高音質を引き出す。
トゥイーターはAピラーに埋め込むスタイル。コクピットまわりのイメージもぐっとグレードアップするカスタム処理だ。
トゥイーターはAピラーに埋め込むスタイル。コクピットまわりのイメージもぐっとグレードアップするカスタム処理だ。
ここからは山元さんのCX-5のオーディオインストールを順に見ていくこととしよう。初めてのオーディオとなった今回は“フロントを確実に仕上げる”という狙い通りの仕上がりとなった。快適で高音質なサウンドを再生するために、もっとも重要なフロントスピーカーを最初のターゲットに定めた。
そうしてオーナーが選んだのはロックフォードのT2652-S.JPだった。まずは“フロントスピーカーをきっちりと鳴らす”という狙い通り、確実で強固な取り付けが施された。
ドアにはミッドバスをアウターバッフルで取り付ける。もちろんオーナーが好きな白黒カラーリングを施した手の込んだデザインが施されているのが写真を見るとよくわかるだろう。スピーカーを取り巻くバッフル面も凹凸を使ったカスタム処理で、スピーカーの存在感を一層強調している。
さらにはトゥイーターをAピラーにビルトインする定番のカスタムインストールを実施する。外装や足まわりもトータルでカスタムを目指しているオーナーには、インテリアをオーディオカーイメージで仕立て上げるには欠かせない要素なった。
良い音に加えてデザイン性も重視
将来的にトランクカスタムも考え中
トゥイーター上部にはこのように使用ユニットであるロックフォードのロゴを加えたプレートをビルトインしてドレスアップする。
トゥイーター上部にはこのように使用ユニットであるロックフォードのロゴを加えたプレートをビルトインしてドレスアップする。
狙い通りコクピットはデザイン的にも大きく進化。高音質とともにカスタム要素もしっかり込めた取り付けとした。
狙い通りコクピットはデザイン的にも大きく進化。高音質とともにカスタム要素もしっかり込めた取り付けとした。
彼のRX-8のカスタムインストールのカッコ良さに魅せられた山元さんなので、オーディオをインストールするなら魅せるインストールにしたいと思っていた。そんな思いを強固にしたのは彼と出かけたカスタム系のイベントだった。会場内ではオーディオカーがガンガン音楽を鳴らし、イルミやインストールデザインでショーアップしているのを目の当たりにした山元さん、「私も作る!」と心に決めてオーディオカスタムをスタートさせたのだった。
彼とも相談しながら徐々にカスタムプランを進め、将来的にはトランクのカスタムやインテリアのデザインの融合させたオーディオインストールを作り上げていきたいと思っていた。そんなカスタムオーディオの第一段として今回はコクピットまわりの作り込みを実施した。先にも紹介したドアバッフルはかなり手が込んだデザインで、ドアオープン時のインパクトもかなりハイレベル。またトゥイーターをビルトインしたAピラーにはロックフォードのブランドロゴを浮き立たせたパネルをはめ込むデザイン処理も実施。まずは愛車のオーディオカー化への第一歩をスタートさせている。
彼と二人で内外装カスタムそしてオーディオを楽しんでいる山元さん。カスタムセンスもぴったり合うという二人、お互いのクルマへの次のカスタムも日頃から相談しつつ、愛車を進化させていっている。山元さんのCX-5もまだまだオーディオシステムのグレードアップが続く予定なので、その進化ぶりに注目したい。