ランドローバーの中核モデル、『ディスカバリー』の改良新型プロトタイプをカメラが捉えた。ディスカバリーは、1989年から30年以上販売されている伝統のモデルで、現行型となる5代目は2017年に登場。これが初のフェイスリフトとなる。
ニュルブルクリンク付近で捉えたプロトタイプは、ベルトライン以下がカモフラージュされているが、ボディパネルは現行からキャリーオーバーされる。ホイール、ヘッドライトユニットも現行型パーツが採用されているが、こちらはバンパー、テールライトと共に刷新されるだろう。
LEDデイタイムランニングライトは『ディスカバリースポーツ』のようなデュアルストリップセットアップが採用される可能性もあるという。
キャビン内では、最高峰『レンジローバー』をはじめ、『レンジローバースポーツ』、『ヴェラール』で採用されている「タッチプロデュオシステム」の搭載が予想される。これはナビゲーションとメディアなど複数の機能を同時に表示・操作できるシステムだ。またデジタルインストルメントクラスタ、アンビエント照明システムも採用されると思われる。
パワートレインは電動化が進みそうだ。3.0リットル直列6気筒+最新の48Vマイルドハイブリッドをはじめ、最高出力200psを発揮する1.5リットル直列3気筒「インジニウム」と、最高出力108psを発揮するモーターの「P300」マイルドハイブリッド、そしてプラグインハイブリッド「P400e」の導入などが予想されている。
改良新型のワールドプレミアは不明だが、初期プロトタイプのため、登場までまだ時間がかかるかもしれない。