BMW『X4』に設定される最強モデル『X4M』改良新型プロトタイプを、スクープサイト「Spyder7」のカメラが初めて捉えた。
X4は、2018年に現行モデルが初めて登場、2019年に最強の「M」が設定されたばかりだが、早くも大幅改良がなされる。捉えたプロトタイプは、クワッドエキゾーストパイプとクロスドリルローターを装備、Mモデルであることが認識できる。
注目はフロントエンドのグリル部分だ。大きなカバーが付けられていることからも、新型『4シリーズ』同様のメガキドニーグリルが採用される可能性もありそうだ。
そのほか新設計されたエアインテークを備えるバンパー、『5シリーズ』同様のよりスリムなヘッドライトなどが予想される。後部ではディフューザー、テールライトのグラフィックなどがリフレッシュされるだろう。
情報源によると、室内ではインフォテインメント・ディスプレイとセンターコンソールに大きな変更が加えられるという。ディスプレイサイズが大きくなるほか、新しいギアシフターとiDriveコントロールが新設計のコンソールに配置される。
パワートレインは、3.0リットル直列6気筒ツインターボエンジンをキャリオーバー、最高出力は473hp(約480ps)、コンペティションモデルでは最大502hp(509ps)を発揮し、8速ギアボックスと組み合わされる。
X4M改良新型のデビューは2021年後半、2022年モデルとして登場するはずだ。