ランドローバーが開発中の最高級クロスオーバーSUV、『レンジローバー』次世代型の最新プロトタイプをカメラが捉えた。
まだまだ雪が積もる北ヨーロッパで捉えたプロトタイプは、これまでで最もカモフラージュが削がれている。まずフロントウィンドウとリヤウィンドウの丸く黄色いステッカーから、このプロトタイプがプラグインハイブリッドバージョンであることがわかる。
全体的にクラッディングは少なく、クラムシェルスタイルのフード、新設計され高級感がアップしたフロントグリルが初めて露出しているほか、LEDデイタイムランニングライトが組み込まれたコンパクトなヘッドライト、センサーをインサートした下部エアインテークの一部も見てとれる。
キャビン内には、さまざまな機能を操作するボタンが配置されたステアリングホイールを装備する。その奥にはデジタルインストルメントクラスタを配置、新設計されたインフォテインメントシステムはその隣に搭載されるはずだ。
ジャガーランドローバーの「MLA」プラットフォームを採用し、エンジン、ハイブリッド、及びフルエレクトリックバージョンを同じ組立ラインで構築可能となる。
予想されるパワートレインは、最高出力400psを発揮する3.0リットル直列6気筒ガソリンターボ+48Vマイルドハイブリッド、最高出力404ps、最大トルク640Nmを発揮する2.0リットル直列4気筒+電気モーターのPHEVをラインアップ。さらにフラッグシップにはスーパーチャージャー付き5.0リットルV型8気筒に代わり、最高出力570psを発揮するBMW製4.4リットルV型8気筒ガソリンツインターボエンジンの搭載が噂されている。
レンジローバー次世代型のデビューは早ければ2021年内で、1年後には「スポーツ」が設定されるだろう。