ランドローバー・レンジローバーのベストセラーモデルの1台である、『レンジローバースポーツ』次期型の最新プロトタイプをカメラが捉えた。第2世代となる現行型レンジローバースポーツは2013年に登場、これが9年ぶりのフルモデルチェンジとなる。
次期型では、今年後半に登場するレンジローバー新型で初採用される「MLA」(Modular Longitudinal Architecture)を共有、48Vマイルドハイブリッド、プラグインハイブリッド、及びフルエレクトリックドライイブトレインに対応可能となる。
捉えた最新プロトタイプは、ひと目で通常のレンジローバーと比べてコンパクトであることがわかる。大型のリアスポイラーを装着、リアウィンドウの角度がシャープなっており、よりアグレッシブに見える。ホイールベースは現行型に近いが、オーバーハングは切り詰められている。またフロントにはスリムなヘッドライト、後部には新設計の水平LEDテールライトを装備し、『ヴェラール』のデザイン要素が取り入れられる模様だ。
パワートレインは、ディーゼル、48Vマイルドハイブリッド、プラグインハイブリッドを設定、数年後にはフルエレクトリックバージョンの登場も濃厚だ。ジャガーランドローバーは、フルエレクトリックユニットに関して、BMWと協力することを公式に発表しているが、これにより燃焼エンジンもBMWから供給される可能性が高く、BMW製V型8気筒エンジン搭載も噂されている。
レンジローバースポーツ次期型のデビューは、2022年内と予想される。