何でもかんでもアゲ系が注目されている昨今、無いならば作ってしまおうプリウスクロス!をコンセプトに50プリウスをデモカーとしてカスタムを始めた同企画、このたびやっと第弐形態が完成したのだ。
人生で初めて車検が来るのを
今か今かと心待ちにしていた訳
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普通の乗用車であれば新車から3年で最初の車検を受けて、以後2年ごとの車検となる。第一形態完成時には残り車検が半年ほどあって、やりたくても出来なかった事がある。それは“構造変更”を行うということ。具体的に言えば装着したカースタイル(京都府)のエアロにはオーバーフェンダーの設定があるのだけれど、装着することによって20mm以上のワイド化となるので構造変更が必要となるのだ。構造変更自体はいつでも行えるのだけれど、車検を新に取ることとなるので残車検期間がリセットされてしまうので費用的に無駄が出てしまう。なのでオーバーフェンダーの装着は車検時まで待とうという貧乏人根性でここまで延ばしてきたのだ。
いざ構造変更をしたはいいけれど
数字と見た目は何が変わったのか?

今回の構造変更によって大幅に変わるのは『全幅』となるのだけれど、装着したオーバーフェンダーは片側が約30mm出るので両側合わせて60ミリ大きくなる。検査場にて『全長・全幅・全高』を計測してもらうと以下のような変更となった。
全長:454cm(変更前)→461cm(変更後)→+7cm
全幅:176cm(変更前)→182cm(変更後)→+6cm
全高:147cm(変更前)→150cm(変更後)→+3cm
そしてプリウスクロス第二形態は以下写真の状態となっている。
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ちなみに撮影したのは3月23日のことで、緑が芽吹き始めている山で撮影したいなと思って向かったらまさかの雪景色。雪による通行止めで目的地まで辿り着けず、急遽場所を探して撮影してきたものだ。

まず大きく変わったのが装着を待ち望んでいたオーバーフェンダーだ。前後共にボリューム感が増して強そうに見えてくるし、オーバーフェンダー装着と同時に車高もさらにリフトアップを行ってプリウスとしては意味の分からない状態となっている。オーバーフェンダー+追いリフトアップの効果でクルマがやたらと大きく見えて驚いた。

そして同時に装着したのがオフロードっぽさをさらに出せると思ったLEDライトバーは、汎用品のステーを加工して42インチを装着した。このLEDライトバーは作業灯としての設置となり、運転中にON/OFFが出来る所にスイッチを付けるのはダメらしい。詳しくはご自身で調べて欲しいのだけれど、今回はスイッチに防水加工を行った後にエンジンルーム内へ固定した状態となっている。ちなみにこのLEDバーは点灯中に直視すると頭痛が起きるぐらいに明るいので設置するときには要注意。ぶっちゃけファッションで装着したから点灯することはほぼほぼ無いと言っていい。
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オーバーフェンダーを装着することでホイールも外へ出すことになるのだけれど、なかなかイカついスペーサーを噛ます事になるので要注意。カスタムは車検に通ることであっても自己責任で行う部分があることを理解して楽しむ事にしよう。
リアの迫力を出すためにマフラーを装着
悩んだ末に選んだのは4本出しモデル!

プリウスクロス第壱形態のリアビューは、エアロを装着することで純正と比べればかなりの変化があって迫力は増したけれど、せっかくならもっともっと!の精神でマフラー交換を行ってみた。選んだのはブリッツのNUR-SPEC Quad Modelでオールステンレス+チタンカラーテールのVSRだ。
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マフラーを装着する事でリアビューの厚みも増してかなり印象が変わってくる。そしてマフラー出口のオーバル形状とチタンカラーがやる気満々でお気に入り。装着に関してエアロの加工が必要になるかな?と思っていたけれど位置・高さ共にピタッとハマってくれたのはありがたい。
ひとまず第弐形態としてはここで完了となるのだけれど、ここまで来るとやりたいことはまだまだあって自身の財布と相談中。思い描く完成形までは長い道のりが待っている状態だけれど、徐々に進化していくので自己満足な大人の無駄遣いの様子にぜひ付き合って欲しいと思う。