メルセデスベンツが現在、開発を進める主力セダン『Eクラス』次期型。スクープサイト「Spyder7」は、そのコックピットを激写することに初めて成功した。
ダッシュボードの多くはカバーで覆われているが、EVセダンの『EQE』を彷彿させる未来的なセンタースクリーンが装備されていることが確認できる。中央タッチスクリーンの下には様々なボタンが配置されている。ボタン式ではなくタッチ静電容量式のように見え、運転モードの選択やハザードの操作、エンターテイメントシステムの音量調整などがここでできるはずだ。
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市販型では、『Cクラス』と同等の11.9インチスクリーンが標準で、『Sクラス』で採用される12.9インチOLEDスクリーンがオプションとして利用可能になるだろう。
エクステリアはこれまで見られたプロトタイプと変わりないが、フロントエンドにスリムになったヘッドライトを装備、グリルは現行型と比べると若干拡大されている。また側面ではシンプルなキャラクターラインを配置、現行型から大きく逸脱していない様子が伺える。
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予想されるパワートレインの一つは、マイルドハイブリッドテクノロジーを搭載した2.0リットル直列4気筒ターボチャージャーエンジンで、最高出力258ps、最大トルク400Nmを発揮する。そのほか、最高出力320ps、最大トルク520Nmを発揮する3.0リットル直列6気筒ターボチャージャーエンジンの改良バージョンをラインアップ。また最上位のAMG『E53 E-Performanceプラグインハイブリッド』では、AMG『C63 E-Performance』と同じシステムを搭載し、最高出力680ps、最大トルク750Nmが見込まれている。
Eクラス次期型のワールドプレミアは、2023年初頭と予想されるが、2022年内にサプライズ公開される可能性もありそうだ。