アウディの人気ミッドサイズ・クロスオーバーSUV『Q5』。開発が進められている次期型のプロトタイプをスクープサイト「Spyder7」のカメラが捉えた。今回は初めてそのインテリアに迫る。
アウディは2026年に新しいガソリンエンジンモデルの開発を終了し、2030年代には内燃機関モデルの販売を完全に終了することを発表している。つまり次期型Q5は最後のガソリンモデルとなる。
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現行モデルと並んで撮影された次期型プロトタイプを比較すると、フロントガラスとリアウィンドウの傾斜がより顕著で、全高が明らかに低く設定されており、クーペSUVライクなスポーティな印象だ。
ヘッドライトはまだプレースホルダー(ダミーコンポーネント)だが、EV『Q6 e-tron』で見られるスプリットヘッドライトの採用は見送られた様子だ。マトリックスLEDライトシステムの採用は間違いないとみられる。
後部では、テールゲート全体に広がるLEDライトバーを隠しているように見える。特徴的なラップアラウンド テールゲートは、よりコンパクトに新設計される。またこのプロトタイプは赤いブレーキキャリパーを装備していることから、「S-Line」バージョンの可能性がありそうだ。
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初めて捉えたコックピットには、センターコンソールから突き出たタブレットスタイルのインフォテイメントを装備。タッチスクリーンの下には非常に大きな 「Quattro」ロゴが取り付けられていることがわかる。また大画面と同様に、ドライバーの前のメータークラスターもダッシュボードに組み込まれておらず、突き出ていることがわかる。このレイアウトは『A4』次期型と共有されることになるだろう。
パワートレインの詳細は不明だが、さまざまなガソリンエンジンとディーゼルエンジン、ハイブリッド、プラグインハイブリッドなどがラインアップ。7速デュアルクラッチトランスミッション、または8速オートマチックボックスを通して、4つのホイールすべてを駆動する。
Q5次期型のデビューは、2023年内に予定されている。