メルセデスベンツの人気3列シートSUV『GLB』が初の大幅改良を迎える。スクープサイト「Spyder7」のカメラが開発中のプロトタイプ車両の姿をとらえた。GLBはメルセデスSUVの新規モデルとして2019年にデビュー、これが初の大幅改良となる。
厳冬のスカンジナビアで捉えたGLBのプロトタイプは、オプション設定されている「ローズゴールドメタリック」のカラーで出現、前後ボディはカモフラージュされている。足回りにはブラック仕上げの小径10本スポークアルミホイールに、ウィンタータイヤを装着していた。AMGやAMGラインではなくエントリーグレードと予想される。
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ヘッドライトはサイズを小さく見せているが、内部のグラフィックが新設計されるようだ。グリルもこれまでとほぼ同じ形状・サイズだが、そのコーナーはより丸みを帯びていることがわかる。
リアエンドでは、LEDテールライトのグラフィックを変更、バンパーが新設計されることが濃厚だ。キャビン内は、アップデートされた『Aクラス』で見られたように、MBUXインフォテインメントシステムの更新と、トラックパッド/タッチパッドの削除、そしてディスプレイの改良やトリム類の追加が予想される。
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パワートレインについては、2.0リットル直列4気筒ターボチャージャーエンジンや1.4リットル直列4気筒ガソリンターボエンジンなどがキャリーオーバーされる見込みだ。
GLB改良新型のワールドプレミアは2023年夏、または秋に予定されている。