アウディのフラッグシップ・クロスオーバーSUV、『Q8』改良新型のプロトタイプを、スクープサイト「Spyder7」のカメラが初めて捉えた。
Q8は、同ブランドのSUV「Qシリーズ」におけるフラッグシップモデルとして2018年に発売、これが初の大幅改良となる。パーキングで捉えたシルバーのプロトタイプは、ボディ前後をカモフラージュしているが、シングルフレームグリルの穴が大きくなり、新設計されたU字型ハニカムメッシュパターンが採用されていることがわかる。
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また新設計されたエアインテーク、垂直バーを備えた下部のワイドグリルも露出している。後部バンパーはブラックアウトされ、スリムでワイドに刷新されたデュアルエキゾーストパイプも確認できる。
またこのプロトタイプはアグレッシブなフロントバンパーデザインや、レッドブレーキキャリパーを装備していることからも「S Line」と思われる。
最大の注目は、内部LEDデイタイムランニングライトが新設計されたヘッドライトだろう。テールライトは、左右をLEDバーが繋ぐデザインが継承されるはずだ。
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キャビン内では、新しい内装オプションと、アップグレードされたインフォテインメント/接続機能でインテリアを一新し、プレミアムSUVセグメントのライバルと同等クオリティを維持するだろう。
パワートレインは、マイルドハイブリッドとプラグインハイブリッドに重点がおかれ、高性能モデルの「SQ8」、「RS Q8」もキャリーオーバーされる見込みとなっている。
Q8改良新型のワールドプレミアは、2024年と予想され、2026年には第2世代へのバトンタッチが期待される。