メルセデスベンツは、新型『CLA』をイタリア・ローマでワールドプレミアした。斬新なデザイン、初のEV設定、新開発のハイブリッド搭載など、多岐にわたるアップデートにSNSでも注目が集まっている。
新型CLAには、EVおよびハイブリッドの選択肢が用意されている。EVモデルは800Vの電気システムと新しいバッテリー技術を搭載、最大792kmの航続距離を実現した。10分の充電で最大325kmの走行が可能となり、長距離移動も快適にこなす。

ハイブリッドモデルには、新開発の1.5リットル4気筒エンジンを搭載し、3種類の出力レベルから選べる。前輪駆動と4MATICの4輪駆動も選択可能で、効率的な走行性能を誇る。さらに、回生ブレーキや電気のみの走行が可能で、都市部での走行や低速域での加速性能が大幅に向上している。
デザイン面では、CLAらしい4ドアクーペスタイルをキープしながら、イルミネーション付きのラジエーターグリルや星型デイタイムランニングライトなど、アイコニックな要素を取り入れた新時代のデザインを採用。インテリアには、オプションで全幅のMBUXスーパースクリーンを搭載し、美しさと機能性を両立させている。
機能面でのトピックは、メルセデス独自のAIシステム「MB.OS」の搭載だ。このシステムは、従来のMBUXをさらに進化させ、直感的な人車対話を実現した。自動車業界で初めて、マイクロソフトとグーグルのAIを統合したシステムとなっているのもポイントだ。

X(旧Twitter)では、「もはや“ミニ”Sクラス」「Aクラスレベルの車であの内装は凄い」など、クラスを超えた内外装の質感に驚く声が多く見られる。
スタイリングについては、「スタイリッシュな4ドアクーペ」「フロントグリルの水平バーがなくなり、ライトがつながってる」「コンセプトのかわいい顔が好きだったなぁ」「眼がつながっててバカボンの保安官みたい」など、斬新であるが故、抵抗を感じるというユーザーも見られた。
また、「CクラスのMCもヘッドライト一体のデザインになる?」「EV設計のたため、1.5リッターエンジンでもギチギチそう」「こりゃ2リッターAMGモデル出なさそうだな」など、他モデルのマイナーチェンジたAMGモデルの予想など様々な考察も飛び交っている。