ダイハツは現在、スズキの大ヒット軽SUV『ジムニー』に対抗する新型SUVを開発中と噂されるが、スクープ班は2026年にも登場する可能性があるという情報を入手、そのデザインを大予想した。車名は『ラガー』か?
初代ラガーは、1984年に『タフト』の後継モデルとして誕生。ラダーフレームを採用する本格オフローダーとして、1997年まで生産されていた。パワートレインは、2.8リットル直列4気筒ディーゼルエンジンのみが設定され、トランスミッションも5速MTのみだった。そして29年の時を経て、新型の軽SUVに「ラガー」の名称が与えられるようだ。
量産型では、ジムニーのようなラダーフレームではなく、「DNGA」(ダイハツ・ニュー・グローバル・アーキテクチャ)を採用、4WDはオンデマンド式となる。また、人気の高い5ドア「ジムニーノマド」を意識して、5ドアボディとなる可能性が高い。
エクステリアデザインだが、東京モーターショー2019で公開されたコンセプト『WakuWaku』を進化させた、クロカン風デザインが予想される。シンプルなデザインながら、フロント、サイドは直線基調のクロカンらしい力強さを強調、ヘッドライトデザインは、正方形のくっきりしたアウトラインになり、その中に上下2段に分けたプロジェクターを内蔵する。もちろん、アンダーガードやサイドステップも装備するはずだ。
ボディサイズは、タフトとほぼ同じと思われるが、最低地上高は約12mm程度リフトアップされ、オンロードでの快適な走りに加え、オフロードで走破性を高める。

パワートレインは、最高出力54psを発揮する660cc直列3気筒エンジン、及び最高出力64psを発揮する660cc直列3気筒ターボエンジンをラインアップ。トランスミッションは、『タント』同様に刷新された「D-CVT」を採用するはずだ。
キャビン内は、兄貴分『ロッキー』にインスパイアされたインフォテイメントディスプレイを搭載、スポーティーネスかつSUVらしさを演出するだろう。
ダイハツのジムニー対抗軽SUVのワールドプレミアは、順調にいけば2026年内と期待され、価格は160万円から220万円程度と予想される。