ハイエンドなシステムを経験してきたオーナーの日高さんが、今回はメガーヌにおしゃれなインストールを施すことを計画。スピーカーとボディとのカラーコーディネートもこなすなど、愛知県のLEROY(ルロワ)とともに作り上げたデザインには見どころ満載。
フランス車にはフランスのスピーカー
カラーまでを合わせるこだわりのチョイス
イエローボディ&マニュアルシフトのメガーヌが欲しくて手に入れたオーナー。コクピットもこだわりいっぱいのカスタムを施した。
イエローボディ&マニュアルシフトのメガーヌが欲しくて手に入れたオーナー。コクピットもこだわりいっぱいのカスタムを施した。
アウターバッフルはかなり抱いたインナデザインを施した。ドアハンドル部分を利用してラインを作り、純正ドアパネルに融合させた。
アウターバッフルはかなり抱いたインナデザインを施した。ドアハンドル部分を利用してラインを作り、純正ドアパネルに融合させた。
ドアの各部のラインをうまく引き継いで、個性的なバッフルながら純正デザインにうまく溶け込ませているのも見どころ。
ドアの各部のラインをうまく引き継いで、個性的なバッフルながら純正デザインにうまく溶け込ませているのも見どころ。
オーディオ歴はすでに15年を越えるというベテランユーザーである日高さん。さまざまなハイエンドシステムを経験して、今回は少しライトなシステムを組むことをテーマにした。欲しかったルノー・メガーヌのマニュアルモデル。デザインや走りを考えて、今自分にとってベストの選択だと思ったクルマには、ヘビーになりすぎないオーディオが似合うと思った。
「フランス車にはやっぱりフランスのスピーカーが合うんじゃないかということからフォーカルを選びました。ライトなシステムにしたかったのでサブウーファーは取り付けないで、フロント2ウェイで完結するシステムとしました。DSPアンプ1台ですべてをまかなうコンパクトなシステムにしたのも狙い通りです」。
車体のカラーリングとフォーカルK2パワーシリーズの印象的なイエローの振動板もぴったりマッチ。さらにドアにアウターバッフルを組んで取り付けたミッドバス。バッフル面にはイエローの人工スエードを使ってカラーコーディネート。「あくまでも純正ぽいデザイン」と「イエローのカラーリング」はオーナーからのリクエストだった。フランス車らしいオシャレなコクピットを作ったドアまわりのデザインもお見事。ライトなシステムだが見どころ満点の仕上がりとなった。
ドアミラー裏へのトゥイーター設置
シンプルなパネルでユニットをアピール
ドアミラー裏にはトゥイーターをビルトイン。スマートなパネルを作ってシンプルに取り付け。
ドアミラー裏にはトゥイーターをビルトイン。スマートなパネルを作ってシンプルに取り付け。
パンチングメッシュのプロテクションやフォーカルのロゴをしっかりアピールするトゥイーター。コクピットの見どころのひとつ。
パンチングメッシュのプロテクションやフォーカルのロゴをしっかりアピールするトゥイーター。コクピットの見どころのひとつ。
トゥイーターもイエローの振動板を採用しているのがK2パワーシリーズの特徴。ここでもカラーコーディネートが決まる。
トゥイーターもイエローの振動板を採用しているのがK2パワーシリーズの特徴。ここでもカラーコーディネートが決まる。
「音も走りも見た目もすべてに渡って良い仕上がりで、本当にこのクルマを作って良かったと思っています」というオーナー。ハイエンドなシステムを経験したベテランだけに、オーディオに対する要求も高いものだったが、シンプルなフロント完結のシステムでもクオリティの高いサウンドを再生してサウンド面の満足度も高い。
大胆なデザインでコクピットを彩ったドアへのミッドバス取り付けに加えて、コクピットのもうひとつの見どころはドアミラー裏へのトゥイーターのビルトインだ。K2パワーのトゥイーターをスマートなパネルを製作してインストール。シンプルな作りは見た目にも“純正っぽく”と願ったオーナーのリクエストにぴったり。しかしフォーカルのグリルをしっかりとアピールし、オーディオカーならではのコクピットデザインとしているのもさすがの仕上がり。
DSPアンプ1台ですべてをコントロール
シンプルなシステムで高音質を実現
センターコンソール下部にはヘリックスのダイレクターをインストール。オーディオのコントロールを一手に担う。
センターコンソール下部にはヘリックスのダイレクターをインストール。オーディオのコントロールを一手に担う。
助手席のシート下にひっそりと取り付けられているP-SIX DSP MK2。狭いスペースにうまく収めた省スペース取り付けも光る。
助手席のシート下にひっそりと取り付けられているP-SIX DSP MK2。狭いスペースにうまく収めた省スペース取り付けも光る。
ハイレゾ音源の実力を試すために取り入れたウォークマン。思った以上の高音質にオーナーも満足。
ハイレゾ音源の実力を試すために取り入れたウォークマン。思った以上の高音質にオーナーも満足。
ベテランオーナーである日高さんが、あえてライトなシステムを組んだメガーヌ。クルマ&オーディオの両面で満足感が高い。
ベテランオーナーである日高さんが、あえてライトなシステムを組んだメガーヌ。クルマ&オーディオの両面で満足感が高い。
システムはフロント2ウェイをヘリックスのDSPアンプであるP-SIX DSP MK21台でサウンドチューニング&ドライブするシンプルなもの。P-SIX DSP MK2は助手席シート下に設置され、コクピットまわりにすべてのユニットが収まる作りとなっている。
さらにセンターコンソール下部にはダイレクターをインストール、オーディオのコントロールは手元ですべて完結できる仕組みとした。フロント2ウェイシステムはP-SIX DSP MK2を使ってフルコントロール。シンプルなシステムながら、しっかり調整された高音質を響かせる。DSP内蔵のパワーアンプで十分な駆動力も備え、厚みのあるサンドも再生できるシステムとした。
音源として主に用いるのはウォークマンのNW-WM1A。ハイレゾ音源の実力を知りたくて手に入れたという高音質DAP。
「ハイレゾ音源がどこまでのものなのかを聴いてみたくてシステムに取り入れたんですが、ハイレゾはやっぱりすごいです。ここまで音が違うとは、想像していた以上のものでした」。
ライトなシステムをスマートにインストールしたメガーヌ。フランス車らしいおしゃれ感満点のデザインを取り入れたコクピットは個性的。ベテランユーザーの余裕を感じさせるシステム選び&デザインがうまく機能したクルマとなった。