ホーム/カーオーディオまでを広く楽しんできたベテランオーナーの牛島さん。これまで経験したことの無い音だったESBオーディオのスピーカーと出会い愛車のアリアへの導入を決め、福岡県のエモーションにシンプル&高音質な取り付けをオーダーした。
◆今まで聴いたことの無い音だと感動し
ESBオーディオの3ウェイシステムを導入
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学生時代からホームオーディオに熱中してさまざまなユニットを手に入れて、それぞれの音を楽しんでいた牛島さん。オーディオはもちろん、さまざまなジャンルの音楽も幅広く楽しく音好きな若者だった。しかし社会人になってクルマに乗るようになると、車内で楽しむカーオーディオに傾倒しシステムアップをはじめる。ハイグレードなシステムを組み込むことで想像以上に良い音になっていくことに驚いた経験から、一気にカーオーディオのマニアになっていく。
そんな牛島さんは、これまでに多くのカーオーディオのユニットを試してきたベテラン。スピーカーだけでも国産、輸入モデルなど多彩なブランドのユニットを楽しんできた。そんな多くのスピーカーの音を経験してきた牛島さんが「今まで聴いたことが無い音だ」と感動したのがESBのスピーカーだったのだ。
そこで愛車の日産『アリア』にESBオーディオの8000シリーズの3ウェイシステムを導入することを決定。Aピラーにはツイーターの8.028、ミッドレンジの8.075をインストール。存在感満点のESBオーディオの各スピーカーをピラーにビルトイン取り付けし、デザイン面でも個性を発揮する。ただし大加工を施したAピラーだが純正パーツは別途残しておいて、いざとなったら元に戻せる体制も整えているのも用意周到なオーナーならではだろう。
◆ドアにインナー取り付けしたミッドバスなど
シンプルなインストールと高音質を両立させる
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試聴していたく気に入ったESBオーディオのスピーカーを導入することになった牛島さん、中高域の2ウェイは先に紹介した通りAピラーにインストール。一方のミッドバスはドアの純正位置にインナー取り付けされてる。これは普段のクルマの使い勝手を考慮して、スマートで純正ライクな取り付けにこだわったのが理由。オーナーが考えるシンプル&高音質を地でいく仕様となった。
さらにサブウーファーはあえて純正ユニットをそのまま利用しているのも独特。フロント3ウェイだけではどうしてももの足りなくなる低域を、既存のシステムでまかなう方法も賢い手法。同じくリアスピーカーも鳴らしたかったオーナーは純正スピーカーをそのまま利用するシステムを採用しているのも独特だ。
Aピラー以外に派手なインストールデザインを施さないのはシンプル&高音質を標榜するオーナーのこだわり。いかにもオーディオカーというデザインでは無く、見た目はシンプルな内装ながらサウンドを聴くと驚きの高音質を発揮するというクルマ作りを狙ったインストールとなった。
◆DSPアンプですべてをまかなうことでシンプル化
ユニット数を限定してシステムをライトに仕上げる
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スピーカー群をコントロール&増幅しているのはヘリックスのDSPアンプであるV-EIGHT DSP MKII。アンプ内蔵のDSPを使うことでシステムの大規模化を防ぎ、なるべくシンプル化したかったのがセレクトの理由。1台のDSPアンプですべてをまかなえる出力チャンネル数を備えている点もチョイスのポイントになった。
DSPアンプの取り付けはラゲッジのフロア下にある収納スペースを利用したシンプルな取り付け。「目立ちたくない」というオーナーのリクエストから、床下にユニットを隠す取り付けが採用された。
音楽プレイヤーには純正ナビを主に用いる。オーナー曰く「このクルマのヘッドユニットは音の良さを感じる」と使い勝手の良さも相まって積極的に純正を用いている。
アリアは牛島さんが夫婦でドライブや旅行など出かけるプライベートカーとして活躍中。近年は夫婦で温泉巡りをするのが趣味だとか。そんな時に、温泉へ向かうドライブの間も高音質なお気に入りのオーディオシステムが車内の雰囲気を盛り上げてくれるという。
土田康弘|ライター
デジタル音声に関わるエンジニアを経験した後に出版社の編集者に転職。バイク雑誌や4WD雑誌の編集部で勤務。独立後はカーオーディオ、クルマ、腕時計、モノ系、インテリア、アウトドア関連などのライティングを手がけ、カーオーディオ雑誌の編集長も請負。現在もカーオーディオをはじめとしたライティング中心に活動中。