シンプルなシステムで最上級のサウンドを狙う。そんなコンセプトでインストールが始まった宮田さんのプリウス。選んだスピーカーはダイヤトーンのDS-G300。ドアはアウターバッフル化し印象的で上質なカスタムを施しインテリアのアイキャッチとなった。
DS-G300によるサウンド向上に加え
デザイン性を高めたスピーカー取り付け
プリウスに対してシンプルなシステムで高音質かつデザイン性豊かな仕様を作り上げた。オーナー自身の満足度も非常に高い。
スピーカーに選んだのはダイヤトーンのDS-G300。サウンドが気に入って導入した同モデルの良さを追求する取り付けが施される。
アウターバッフルは純正のドア形状をトレースするようなラインを描き、まるで純正オプションのようなスマートさ。
ドア内張りとのライン合わせもスマートで、スピーカーバッフルへの滑らかなラインが描かれ美しさも際立つ。
純正のインテリアデザインはできる限りキープしつつ、しっかりオーディオが主張するデザインを目指した宮田さんのプリウス。フロントスピーカーに選んだのはダイヤトーンのDS-G300。スピーカーとナビの交換というミニマムなシステム変更で、最大限の高音質化の効果を発揮させるのがこのインストールの狙いとなった。
スピーカー取り付けではユニットの能力を引き出す高精度な取り付けに加えて、デザイン性に優れた取り付けスタイルを投入しているのも見どころとなった。「純正オプションのようなアウターバッフルが気に入ってる」というオーナーの言葉通り、純正のドア内張りにピタリと沿わせる形状でデザインされたアウターバッフルが印象的。純正ポケットを残しつつスピーカー周辺を美しく加工。純正のプレスラインもうまく踏襲して連続性を持たせている。グリル部分は楕円形状のパネルを用いて変化を付けているのも特徴だろう。
しかもスピーカーのグリル部分にはLEDをビルトインして、振動板をブルーに輝かせているのもポイントになっている。音の良さはもちろん、ドアにインパクトを持たせることでオーディオカーならではのインテリアに仕上げたのも見どころとなった。
ツイーターも上質な取り付けを実施
歯切れ&スピード感あるサウンドを表現
AピラーにはDS-G300のトゥイーターをビルトイン。存在感のあるトゥイーターを美しくスマートに納めている。
オーディオカーを主張するにはもっともわかりやすいAピラーの加工。サウンド面とデザイン面の両方をグレードアップした。
ダイヤトーンDS-G300のツイーターはAピラーを加工してビルトイン取り付けされる。しっかりと角度付けされ、リスナーに対して最良の状態で高域を再生するのは狙い通り。ツイーター周辺の形状もピラー全体のフォルムを損なうこと無くスマートに納めているのも見どころ。グレー系の人工スエードを使ったフィニッシュでインテリアに溶け込むデザインに仕上がっている。
ドアのアウターバッフルとAピラーへのツイーターのビルトイン取り付けで、リスナーへはスピーカーの直接音をより多く届けられる構造としたのもこの取り付けの長所。そのためサウンド面では「歯切れが良くスピード感のあるサウンド」を引き出すことに成功。オーナーもこの傾向の音が気に入っているという。精度の高い取り付けの大切さ、さらにはDS-G300のチョイスが正解だったことを再認識している。
サイバーナビを使った調整で
高音質&確かなステージングを実現
コクピットは純正イメージを崩さず、スマートそのもの。Aピラーとドアのアウターバッフルも純正に溶け込むデザイン。
サイバーナビをメインユニットに採用。音の良さはもちろん調整機能の多彩さもシステムデザインに組み込んだ理由。
ドアには純正オプションと思わせるほどスマートなデザインのアウターバッフルを組んだプリウス。Aピラーに落ち着いたツイーター取り付け処理など、オーナーが目指すスマートで純正ライクなインテリアデザインをスピーカー取り付けを通じて完成させている。
そんなスピーカー群をドライブ&コントロールするのはカロッツェリアのサイバーナビAVIC-CL910だ。8V型の大画面を備え、音の良さや調整機能の豊富さを備えるハイエンドナビ。通信を利用したエンタメ機能も兼ね備えたナビとしても魅力的。そんなサイバーナビがダイヤトーンのスピーカーをドライブ、ピタリと定位の合った高解像度サウンドを再現している。フロントスピーカーとナビの交換というシンプルなシステム構成ながら、オーナーが狙ったサウンドを的確に表現しているのもこのクルマの魅力となった。
DS-G300をスピーカーに選んだオーナー。ドアにアウターバッフルを組むなど、サウンド面とデザイン面の両面で望みのオーディオカーを作り上げた。満足度も高く今後は、ますますオーナーのオーディオ依存の傾向が強まることになりそうだ。