フロントスピーカーをフォーカルのES165K2Sに交換して音質アップを実感した天野さん。インストールを手がけた広島県のWarpsでさらなる高音質化を目指してDSPアンプの投入を実施。オーディオに加えて内外装カスタムを充実させるのも天野さん流となった。
◆調整機能に加えてブルートゥース接続も備える
ゴールドホルンのDSPアンプの導入を決定
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クルマ好きの天野さんがオーディオに目ざめて、フォーカルの2ウェイセパレートスピーカーであるES165K2Sのインストールをワープスで実施。それを皮切りにすっかりオーディオに魅了されカロッツェリアのパワードサブウーファーであるTS-WX130DAの取り付けなどを通じて、徐々にシステムをグレードアップして行く。
そんな天野さんがスピーカー関連の充実に次いで、高音質化のキーとなるシステムアップとして選んだのはDSPアンプの追加だった。それまでは楽ナビをヘッドユニットとして利用していたのだが、さらなるレベルアップを目指して調整機能を充実させるためにDSPの導入を決定。そこで選んだのがゴールドホルンのDSPアンプであるDSPA406(GDT42)だった。
DSPによる詳細な調整機能、さらにはパワーアンプに追加によるサウンドの向上、加えてブルートゥースを使ってスマホなどを無線接続できる使い勝手も含めて導入を決めたユニットだった。取り付けはシート下にシンプルにインストール。操作部もダッシュの空きスペースに取り付けるスタイル。インテリアを大きく変更すること無く、DSPアンプのメリットを愛車に取り入れるのが狙いとなった。
◆インテリアのイメージもスポーティ路線
好みのパーツにこだわってコーディネート
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オーディオに力を入れているとは言え、もともとクルマが大好きで手に入れたスズキ『アルトワークス』。オーディオ以外のインテリアドレスアップにも余念が無い。その中心となったのが天野さんが以前から好きで愛用しているMOMOのステアリングをガレージで見つけて取り付けている。
さらにシフトブーツにも徹底してこだわった。取り付けているのはスズキ『ジムニー』用のブーツ。ジャバラのスタイリングがスポーティでちょっとレトロな雰囲気のインテリアにもマッチしている。
前編でお伝えしたフォーカルの2ウェイスピーカーも、ドアミラー裏へのツイーターパネルのワンオフ加工も、コクピットのムードを崩すこと無く、スマートに溶け込んでいるのもお気に入りのポイントとなった。
足まわりはガチガチにチューニングしているため後席に乗る乗員はギャップを乗り越える際には跳ね上がってしまうほどだとか。それでも天野さんが主に通勤や一人ドライブで使うクルマなので気にせず、自分仕様のアルトワークスを作り上げた。
◆外装カスタムでもパーツセレクトにこだわる
オーディオや足まわりを含めて自分仕様を完成
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天野さんがドライブ中に聴くのは主に'90年代の曲。若い頃から聴いている大好きな曲を、すっかり高音質化した愛車で聴くのが今一番の楽しみになっている。さらにリアルなサウンドに進化したこともあって、どんどん新しい曲をライブラリーに追加していることで聴くジャンルやアーティストの幅も広がっている。これもオーディオの高音質化の恩恵のひとつだろう。
オーディオ好きであると同時にクルマのカスタムも大好きな天野さん。アルトワークは外装にも数々のカスタムを施している。フロントバンパーまわりはモンスタースポーツのエアロダイナミクスバンパーを装着して迫力いっぱいに仕上げている。またリアにはSWK(スズキワークス久留米)のウイングを装着する。2本足スタイルながら大きく伸びるウイング形状が迫力満点のリアビューを作り出している。さらにマフラーにもモンスタースポーツのアイテムを投入。スズキ系のチューニングメーカーの逸品パーツを組み合わせて、アルトワークスを自分仕様へとセットアップした。
スピーカー交換、サブウーファー追加、DSPアンプの設置などでオーディオを大きくグレードアップさせた天野さん。クルマのカスタマイズと両立させた自分仕様のアルトワークスを完成させた。
土田康弘|ライター
デジタル音声に関わるエンジニアを経験した後に出版社の編集者に転職。バイク雑誌や4WD雑誌の編集部で勤務。独立後はカーオーディオ、クルマ、腕時計、モノ系、インテリア、アウトドア関連などのライティングを手がけ、カーオーディオ雑誌の編集長も請負。現在もカーオーディオをはじめとしたライティング中心に活動中。