オープンカントリーのユーザーイベントとしては、初の男性ユーザー限定開催となった「俺の#オプカン ~仙台場所~」(2024年10月)。オプカンの故郷である仙台工場で実施され、オプカンを愛する男性ユーザーが集まり、工場見学やユーザー交流で楽しんだ。当日参加したユーザーの、5者5様のこだわりオプカンカスタムを取材したので紹介しよう。
◆再再販のランクル70をブラックアウト!カッコよすぎる姿に一目惚れ
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以前は4WD車にそれほど興味が無かったオーナーのからあげさんだったが、トヨタ『ランドクルーザー』(70系)はワールドプレミアで一目惚れして即オーダー。半年待ちで納車されたのがこの再々販の70だった。
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サスペンションはあくまでも純正にこだわったが、タイヤには納車前にいろいろ調べて好みのデザインであるオープンカントリーR/T(265/75R16)をチョイス。純正サイズよりわずかにサイズアップしたのもオーナーなりのポイント。
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ホイールには4WD乗り定番の4x4エンジニアリング「ブラッドレーV」をチョイス。さらにトヨタエンブレムやモールをブラックアウト、マーカーをクリア化するなど徹底してシンプルな外装にしているのも特徴。「こだわって選んだオプカンの工場が見学できるとあって楽しみにしてきました。もともと工場見学は好きなのでタイヤがどうして作られているのかをじっくり楽しみたいです」ということで、待望のイベント参加となった。
◆夫婦でオプカンライフを満喫!ホワイトレターがさりげないアクセントに
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夫婦でスズキ『ジムニー』『ジムニーシエラ』に乗るまーヴェルさん夫妻。もともとは奥さまが先にジムニーを入手してカスタムを開始したことから、まーヴェルさんのクルマ好き魂に火が付き追うようにしてシエラを購入。純正のフォルムが好きでできるだけストックのフォルムを尊重して乗りたかったオーナーだったが、ひとつこだわったのは足まわり。
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選んだのはホワイトレターとM/Tの組み合わせに魅了されたオープンカントリーM/T(225/75R16)だった。ホイールにはMID製ナイトロパワー『クロスクロウ』を組み合わせ、ジャオス「BATTLEZ リフトアップセット AJ コンプリート ジムニー JB74系」を組んで40mmリフトアップ、狙い通りの足を完成させた。ストックフォルムにお気に入りのタイヤ&ホイールを組んだシエラで奥さまのジムニーと2台でオフロード走行を楽しんでいる。
◆ちょい古4WDもオプカンでピカピカに!ファミリーでおしゃれに楽しむ
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ちょっと古い4WDのデザインが大好きだという@sawa.takeshiさん、ファミリーカーとして手に入れたのは往年のトヨタ『ハイラックスサーフ』だった。手に入れたのは2002年まで製造されていた180系。やや現代的なフロントセクションを持つモデルだが、90プラドの丸目ヘッドライトやショップのオリジナルグリルなどを装着して先代の130系のクラシックフェイスにモディファイしているのもこだわり。
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足まわりには4WD車らしいフォルムを持つオープンカントリーM/T(265/75R16)をチョイス。「サイドまでトレッドパターンがあるフォルムと見た目から想像するのとは異なっていてかなり静かな点が気に入ってます」。4WD車の大定番ホイールとなっている、4×4エンジニアリング「ブラッドレー フォージド 匠」との組み合わせも鉄板だ。BMX好きの息子さんと家族で温泉旅行に行くのが近年ファミリーでブームになっている。
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◆定番のデリカD:5は足元で差をつける!新車からずーっと装着のオプカン愛
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三菱『デリカD:5』で参加したやっさん、新車時からずっとオプカンを履いているという同タイヤの長年のファンだ。理由はトレッドやホワイトレターのデザイン性に加えてロードノイズの静かさ、さらにはコスパの良さもお気に入りのポイント。「オプカンは、もともとは4WD車に乗っている知人からすすめられて買ったんですが、その性能にとデザイン性にすっかり惚れ込んでリピートしています」。とのこと。
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現在履くのはオープンカントリーR/T(235/70R16)。足まわりは1.5インチアップでバランスを整えた。パイプワークが美しいグリルバーやバグカバーでブラックアウトしたフェイスは精悍、外装全体もブラックを基調としたカスタムに仕上げている。リアまわりでは下回りにチラリとのぞくアドブルーのタンクカバもお気に入り。
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◆本気のクロカン4WDのりも納得!“あえて”で外すオプカンカスタム
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noborufomeさんの愛車であるトヨタ『ハイラックス』、あえて低グレードのXを選んだのはローテクな部分を残したかったから。未塗装の樹脂パーツを使った外装もお気に入りのポイントになった。足もとを彩るのはオープンカントリーM/T(255/85R16)。サイドウォールの膨らみやサイドにまで回り込んだトレッドパターンもお気に入り、「オプカンのM/Tはディーン・クロスカントリーのホイールと組み合わせることでちょい古イメージの足もとを作れるのもチョイスの理由でした」。とのこと。
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また255サイズを選んだのも“細いタイヤの方がかっこいい”というクロカン系4WD乗りらしいセレクト。足まわりはオールドマンエミューのパーツとボディリフトを施して、フロント:3インチ/リア:2インチアップを実施。ベッドにはフレームを設置した上に、ヤキマのルーフテントを取り付ける。フレームを含めて低く抑えたベッドへの架装スタイルにもこだわった、完成度の高い1台であった。
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土田康弘|ライター
デジタル音声に関わるエンジニアを経験した後に出版社の編集者に転職。バイク雑誌や4WD雑誌の編集部で勤務。独立後はカーオーディオ、クルマ、腕時計、モノ系、インテリア、アウトドア関連などのライティングを手がけ、カーオーディオ雑誌の編集長も請負。現在もカーオーディオをはじめとしたライティング中心に活動中。