ワイルドが大爆発!MIDホイール『ナイトロパワー』の最新2モデルが放つラギッド感がヤバい | Push on! Mycar-life

ワイルドが大爆発!MIDホイール『ナイトロパワー』の最新2モデルが放つラギッド感がヤバい

MIDのオフロード系ブランドであるナイトロパワーから新作としてM7 PHALANX(ファランクス)とM62 TOMAHAWK(トマホーク)の2モデルが発表され、個性的な力強いデザインやサイズ設定による対応車種の充実などもあり、魅力的なモデルに仕上がったので注目した。

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MID ナイトロパワー M62 TOMAHAWK ×TOYOTA ハイラックス(車両協力:サンヤード)
  • MID ナイトロパワー M62 TOMAHAWK ×TOYOTA ハイラックス(車両協力:サンヤード)
  • MID ナイトロパワー M7 PHALANX ×TOYOTA ランドクルーザー250(車両協力:プロスタッフ)
  • MID ナイトロパワー M62 TOMAHAWK ×TOYOTA ランドクルーザー300
  • MID ナイトロパワー M7 PHALANX (バレルブラック)
  • MID ナイトロパワー M7 PHALANX (マットブロンズ/リムブラック)
  • MID ナイトロパワー M62 TOMAHAWK(バレルブラック)

MIDホイールのオフロード系ブランドである「NITRO POWER」(ナイトロパワー)から、新作として「M7 PHALANX」(ファランクス)「M62 TOMAHAWK」(トマホーク)の2モデルが発表された。個性的な力強いデザインやサイズ設定による対応車種の充実などもあり、魅力的なモデルに仕上がったので注目だ。

ランクル250に超強い足元で差別化!強烈スタイルの「M7 PHALANX

まず紹介するのがナイトロパワー「M7 ファランクス」で、オフロードモデルらしさを随所にちりばめたモデルとなり、履くだけでラギッド感を手に入れられるヘビーデューティなデザインがとにかく見どころ。さらにユーザーにとってトピックが、ランドクルーザー250への対応サイズが設定された点であり、急速に4WDの世界で勢力を拡大中のランクル250へのマッチングでも注目度も爆上がりだ。

M7 ファランクスのデザイン上の見どころは、設定されているマットブロンズ/リムブラックのカラーリングで、リムフランジとディスク面を別カラーとして塗り分けているところだ。

これまで過去のMIDホイールでは実施してこなかった塗り分けのデザイン手法だが、ビードロック調のリム部の別体感さらにはホイール全体の立体感を際立たせるデザイン処理となっている。

さらにディスク面のデザインは、内周/外周で2つの顔を持つ構造なのも特徴的なスタイリングとなっていて、センターパートからは太い7本スポークが伸びるデザイン、あえて短いスポークとすることで力強さやワイルド感を演出することによって、ディスク形状の塊感をしっかり表現した形状となっている。

スポークはディスクの中間でいったんリングで仕切られ、外周側には12個のウインドウ(シューティングホールと呼ばれる)を備え、エッジの立った各部の処理や力強いデザインで“ギア感”を演出しているのもこのホイールのならではの魅力となる。

センターパートのゴツゴツ感もこのモデルのもうひとつデザイン上の特徴だ。ナットホール部分を大きく落とし込み、外周部には多段階に分かれたサークル状のデザインを施すことで複数のエッジを刻んでいて、ディスク面の凹凸を引き出し、深さを感じさせるホイールに仕上げているのも印象的だ。

リムフランジ部分にはドリルド処理が施され、オフロードテイストのモデルならではのビードロック風の演出も込める。先に紹介したマットブロンズ/リムブラックのカラーリングではフランジのみの塗り分けを行うことで別体感を引き出しているが、よく見るとリムフランジの内側部分はアンダーカットされ、この処理でもフランジ部分の別体感を演出しているので、わかりやすいギア感の演出と細部まで手の込んだ作り込みを加えることがオフロードモデルを強く感じさせるモデルとして完成させている。

伸びやかなクロススポークが6穴オフ車にピタリとはまる「M62 TOMAHAWK

もう1本の注目モデルが、ナイトロパワー「M62 トマホーク」だ。伸びやかなクロススポークを備えたモデルであり、6穴モデルに特化した6本スポークを備えたスタイリッシュなスポークが印象的だ。M7同様にランクル250対応の18&20インチを設定(ハイラックス、プラドには17&18インチを設定)することで、新世代のオフロード4WDへのマッチングも万全の態勢とする。

オフロード4WDなどで度々採用される6穴に対応させるべく、スポークを6本とした「6ホール専用設計」がこのM62 トマホークの最大の特徴で、その理由は6つのナットホールをスポークとスポークの間にバランス良くレイアウトすることでよりスポークを伸びやかに見せ、小振りなセンターキャップから伸びる6本スポークは途中でY字形状を描くクロススポークとしている。

外周部では、大胆にリムオーバーするデザインを採用しているのも注目だ。スポークの細部を見るとコーナー部分は角張ったエッジデザインとしているのも独特で、さらにスポークのトップ面も途中で角度を付けて切り返すデザインを採用する。ストレートで伸びやかなスポークとこれらの各部のエッジ感で、オフロード4WDの足もとにしっかりとギア感・ワイルド感を注入できるモデルとした。

またディスク面の凹凸感を、強く感じさせるのもこのモデルの魅力だろう。例えば20インチに設定されるのはリム幅=8.0J、数値的には控え目なリム幅であることから大きくコンケーブするデザインは採りにくく、どうしてもフラットなデザインになりがちだが、M62はスポークの折り返したセンターパートへの落ち込み、さらにはリムオーバーさせるデザインなどを通じて立体感を演出。その結果、落差を感じさせる立体感を備えたホイールへと仕上がっている。

これもセンターキャップまでの広いディスク面をフルに使い切れる6ホール専用設計ならではの仕上がり感だ。オフロード4WDに似合うホイールでありながら、伸びやかなスタイリングを特徴としたM62 トマホークはオンロードでもオフロードでもフィットするデザイン性を備えることで、より幅広いユーザーにマッチングするホイールとなった。

オフロード系のホイールブランドであるMIDホイール「ナイトロパワー」シリーズは、新たに2つの方向性の「M7 PHALANX」「M62 TOMAHAWK」が追加され、セレクトの幅は一層拡大した。オフモデルに似合うワイルド感やラギッド感を根底に置きながらも、方向性の異なるデザインを投入することで足もとの個性化を発揮できる新モデルに注目だ。

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《土田康弘》

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