10月8日、香川県・綾歌総合文化会館アイレックスにて開催された『Car Excite JAM 2017 in KAGAWA』のリポート第2弾をお届けする。今回も、当サイトの登録店からエントリーした計7台の車両について、サウンドコンセプト等々を、じっくりと紹介していく。
ホンダ・オデッセイ(オーナー/谷田 誠さん)by ウェイブトゥポート






オデッセイで参加した谷田さん。カーオーディオを始めたのは昨年の5月。音の良いナビとしてダイヤトーンサウンドナビがあることを知り、お店で試聴して気に入り、愛車への搭載を決めた。そしてひと月前にフロントスピーカーを新調し、現状のシステムを完成させた。使用ユニットは以下のとおりだ。メインユニットがダイヤトーンサウンドナビ・NR-MZ100PREMI、フロントスピーカーがカロッツェリアのVシリーズ。サブウーファーにもカロッツェリアのモデルを使い、それを鳴らすパワーアンプにはアークオーディオを選択している。「バンド系の音源を聴くことが多いのでライブ感を大事にしている」とのこと。聴いて見ると、ヌケが良く伸びやか。余韻や響きの美しさにも特長がでていた。
トヨタ・アクア(オーナー/上岡秀基さん)by サウンドステージ






上岡さんは、3年前からシステムを積み始めたというアクアで参戦した。以後コツコツとシステムアップを重ね、現状のシステムが完成したのはちょうど1年ほど前、とのことだ。搭載システムは以下のような布陣となっている。メインユニットとしてダイヤトーンサウンドナビ・NR-MZ100PREMIを使い、ヘリックスのDSP-PRO MKIIで信号を制御。フロントスピーカーはモレルで3ウェイを構成し、それに組み合わせるサブウーファーにはダイヤトーン・SW-G50をチョイスしている。パワーアンプはブラックス×2台。「ドライブ感の高い、キレのあるサウンド」を目指しているとのことだが、聴いてみるとなるほどレスポンスが良好で、リズムのキレ味が至って爽快。聴き応えが満点だった。
トヨタ・bB(オーナー/矢吹博文さん)by Kサウンド





かれこれ10年以上、大切に乗り続けているbBで参加した矢吹さん。カーオーディオ歴は約10年。純正オーディオの音に満足できずに市販カーオーディオユニットを積み始め、以後6、7回のシステムアップを敢行し現在の形に完成させた。搭載製品は以下のとおりだ。メインユニットがカロッツェリア・DEH-P01、プロセッサーがヘリックス・DSP-PRO MKII、パワーアンプにはアークオーディオの小型モデルを計3台採用し、フロントスピーカーにはファスをチョイスしている。サブウーファーはグラウンドゼロだ。「クリアなサウンドを目指している」とのことだ。聴いてみると、高音のヌケの良さが印象的で、かつ全体的に温かみのある心地良いサウンドが展開されていた。
スズキ・スイフトスポーツ(オーナー/山崎裕二さん)by M.E.I.







山崎さんはスイフトスポーツで参加した。このクルマに市販カーオーディオユニットを積み始めたのは2年ほど前。以前から興味を持っていて、友人にお店を紹介してもらい、以来、3、4回のシステムアップを重ねてきたという。搭載システムは、メインユニットがダイヤトーンサウンドナビ・NR-MZ100PREMI、パワーアンプにはブラックス×2台を使用し、フロントスピーカーにはスキャンスピーク(3ウェイ)を採用している。サブウーファーにはダイヤトーン・SW-G50を使い、それをドライブするパワーアンプはイートンだ。「聴き疲れのしない音を目指している」とのこと。試聴してみると、マイルドな質感が好印象。全体的には厚みがあり、1音1音にはコクもあった。
トヨタ・アルファード(オーナー/松本恭平さん)by ジパング







約5年前にこのアルファードでカーオーディオを始めたという松本さん。現状のシステムが完成したのは今年の7月で、DAPとプロセッサーを新調して“ハイレゾ化”を図ったとのことだ。「それにより情報量が増し、クルマで音楽を聴くのがさらに楽しくなった」と話してくれた。搭載システムは以下のとおり。ソースユニットがソニーのウォークマン、プロセッサーがヘリックスのDSP-PRO MKII、パワーアンプにはカロッツェリアのPRS-A900を2台用いて、フロント3ウェイ+サブウーファーはカロッツェリアで統一している。「楽しく、聴き込んでしまう音を目指している」とのことだった。聴いてみるとその音は、重厚で濃厚。レンジも幅広く、ハイレベルな仕上がりを見せていた。
日産・セレナ(オーナー/原田幸典さん)by Jクラブ







カーオーディオ歴は約15年になるという原田さん。このセレナが3台目のオーディオカーとのことだった。セレナにシステムを積み始めたのは2年前で、現在の形に行き着いたのは4か月ほど前という。搭載システムは以下のとおりだ。ソースユニットがソニーのウォークマン、プロセッサーがモスコニ。パワーアンプにはカロッツェリアXのRS-A09XとRS-A99Xを1台ずつ使い、フロント3ウェイはモレル、サブウーファーがスキャンスピークだ(2発をステレオで鳴らしている)。ジャズ系の女性ボーカルをメインに聴いていて、「温かみのある、リアルな音」を目指している。実際に聴いてみると、ステージの広さ、奥行き感がまずは印象的。音の輪郭がシャープで、リアリティも高かった。
メルセデス-ベンツ・Aクラス(オーナー/斉藤大士さん)by AVカンサイ宝塚店







今年の4月に一気にシステムを組み上げたというこちらのAクラスで参加した斉藤さん。カーオーディオ歴は約2年。知り合いのオーディオカーの音を聴いたことが始めたきっかけだ。搭載システムは以下のような布陣となっている。ソースユニットがソニーのウォークマン。プロセッサーにはヘリックスのDSP-PROを使い、パワーアンプにはカロッツェリアXのRS-A09XとRS-A99Xをそれぞれ1台ずつ採用している。フロント3ウェイスピーカーはモレル、サブウーファーにはダイヤトーン・SW-G50をチョイスする。カーオーディオを始めるようになって聴く音楽の幅が広がった、とのことだった。そのサウンドは濃密。高域は艶やかで、低域も密度が高くタイト。リッチな音色が堪能できた。